こんにちわ。どうも俺です。
貴方は化膿した傷の正しい処置方法はご存じですか?
化膿とは、傷口に細菌が侵入して炎症を起こしている状態です。化膿してしまうと、治癒に時間がかかり、また長引くと重篤な状態を引き起こしてしまう恐れがあります。傷ができたときには、すぐに適切なケアを行うことが大切です。
そもそも、通常怪我をしたときはそのまま放置しておいても少しすれば傷がふさがり、しばらくすれば傷跡もなくなるものです。
なぜ場合により化膿してしまうのかというと、膿というのは細菌を白血球が取り込んで無害化したものの集まりですので、怪我をした場所に細菌が付着・繁殖し、その細菌から体を守るために白血球が活動している場合に化膿という状態になってしまうのです。
つまり、傷ができてしまったらすぐに清潔な水で洗い流し、細菌が繁殖しないように消毒を行えば、大半は化膿させる事なく傷を治すことができますので、傷ができた場合は直後の手当てが一番重要です。
著者は少しばかりの怪我と思い、いつも通り手を抜いてしまい消毒を怠り化膿した傷口と現在格闘中である。
思っていたよりも治療が厄介なため、自身で調べた正しい処置方法を掲載することにした。
なお、私は血が得意ではないので手短に書かせてもらう。
■化膿した傷の症状とは?
化膿とは、傷口が細菌感染している状態なので、放置していると感染が進みます。化膿した状態で傷口が塞がれてしまうと、切開をして膿を出す処置が必要です。
また、化膿した状態が長引くと、傷口の周囲に感染が広がっていく恐れがあります。感染が広がると、伝染性膿痂疹(表皮の細菌感染)、丹毒(真皮の細菌感染)、蜂窩織炎(皮下脂肪組織の細菌感染)を引き起こしてしまう可能性がある。
最も怖いのは、炎症が全身に広がり「敗血症」を引き起こしてしまうことです。敗血症になってしまうと、全身の血管が正常に機能を果たせなくなり、酸素や栄養が全身に上手く行き渡らなくなり、最悪の場合、臓器の機能不全が生じ、稀ではありますが死に至ることもあります。極度の症状ですが、侮ってはいけませんね。
化膿部分を清潔にする
まず必要な対処は、化膿部分を定期的に洗い流し、消毒を行ってとにかく清潔に保つことです。
化膿している部分はすでに無害化された細菌であるとはいえ、毒素が完全になくなるわけではありませんのでそのまま放置しておくとあまり皮膚にはよくありません。
包帯や絆創膏は定期的に取替え、キレイな水での洗い流しと消毒をこまめに行うようにしましょう。
また、傷口から出てくる体液を吸収し、保湿するタイプのパッドの場合、化膿している箇所に利用すると傷口を悪化させる可能性がありますので、黄色く膿んでしまっている場合は使用しないように注意しましょう。
■化膿した傷の治療法とは?
傷ができてしまったら、まず最初の段階として止血をしっかり行い、傷口を流水で良く洗い流すことが大切です。その際に、消毒液を使ったほうがよいのでは?と思うかもしれませんが、消毒液は正常な細胞の方がダメージを受けてしまうため、使用はせず、流水で洗い流すだけで十分とされています。その時、もし傷口に泥や砂などが入り込んでしまった場合には、自身でなんとかしようとせず、細菌感染を防ぐためにも早急に受診したほうが良いでしょう。
傷を治癒させる従来の治療法として、傷口をガーゼで覆い、傷口から出る浸出液をガーゼに吸い取らせ、乾燥させる方法が主流でした。しかしこの方法では、浸出液に含まれる”傷を治癒させる成分”までも一緒に吸い取ってしまうため、あまり効果的ではないのでは…と言われるようになりました。
そこで近年着目されているのが、ラップなどで傷口をぴったり覆って湿潤環境を保つ「湿潤療法」という治療法です。この方法では、浸出液に含まれる傷を治癒させる成分を最大限に生かすことができ、傷の治りが早く傷口の痛みも少ない、さらには綺麗に治すことができる、と言われています。
医療現場でも、湿潤療法は近年積極的に導入されている傾向にあります。しかし、医師の判断によっては、ハイドロコロイドなどのドレッシング剤が適切と判断される場合もあり、湿潤療法が適切かどうかは、受診をして判断することが望ましいと言えるでしょう。
抗生物質を服用する
傷ができて薬を飲むというと少し不思議な感覚になるかもしれませんが、抗生物質は細菌の繁殖を抑え、無害化するために重要な役割を持っています。
軽い怪我、軽い化膿であればいいのですが、少し大きめの怪我であったり、化膿の状態がなかなか治らないような場合、抗生物質も併用して処置を行わなければ破傷風など大きな問題になってしまうこともありますので、一度病院にいって診察を受け、薬の服用を行うようにすることも必要です。
傷の化膿は「すぐに治る」と軽視されがちですが、早めに傷を治すためにも、傷跡を綺麗に治すためにも。そして大きな問題になることを避けるためにも、可能な限り早く、適切な対処を行うようにしましょう。
まとめ
擦り傷を早く、キレイに治すためには、乾かす、消毒をするのではなく乾燥をさせないように保護することが大切なのですね。
そのためには、ワセリンや家庭用のラップを使って擦り傷の部分を保護してあげるのが、とても効果的な方法だということがわかりました。
膿を取り除いた後はキズパワーパッドのような特殊な絆創膏をしようとするといいですね。
ちょっとした怪我だと思わずに正しい治療法で処置することを願っています。
著者の様に悪戦苦闘しないように・・・以上。
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